留学生の力を借りるべき理由とその前に知っておきたいこと

留学生の力を借りるべき理由とその前に知っておきたいこと

2017.03.09

外国人留学生の数は平成26年に20万人を超え、ますます増加の傾向にあります。その多くは、ただ単に語学や専門分野の勉強・研究を目的にしておらず、日本に残って仕事をしたいという希望を持っています。そのため、授業がない時間にインターンシップやバイトをする学生も少なくありません。今回はそんな留学生の力を借りるために知っておくべきことを紹介します。
目次

・留学生インターンを採用するメリット
・留学生を雇う前に知っておくべきこと
・留学生を雇用するために必要なこと
・まとめ

留学生を雇用するメリット

留学生の採用には様々なメリットがありますが、大きくまとめると、「会社の国際化」と「海外情報の取得」が大きなポイントです。
企業は留学生をインターンやアルバイトとして採用することで、会社の国際化を促進することができます。具体的には、言語の習得や異文化の理解などが中心です。また留学生は日本人にはなかなか取得できない海外の具体的な情報を手に入れることができ、海外進出の際に重要な情報源となります。日本語で授業を受けている留学生であれば、通訳や翻訳の場面でも大きな助けになります。

留学生を雇う際に知っておくべきこと

(1)労働許可

留学生を採用したいと思った場合、まず知っておくべきこととして、留学生が持っている在留資格では企業で働くことが禁止されています。したがって留学生は事前に住居地を管軸する入国管理官署にて「資格外活動許可」の申請を行う必要があります。採用しようとしている留学生が、万が一資格外活動許可を保持していなかった場合は、事前に申請してもらう必要があります。手続きは簡単で、申請書・当該申請に係る活動の内容を明らかにする書類・在留カード・旅券を入国管理局に持っていきます。手続きは無料でできます。

(2)労働時間

資格外活動許可を保持している留学生も一般の日本人のバイトと同じように働くことはできません。日本人の場合勤務時間は1日8時間以内、週40時間以内と定められています。一方で、留学生がバイトする場合は、週28時間以内と定められています。例外として、学校の長期休暇の期間は留学生も日本人と同じように週40時間以内、1日8時間まで働くことが可能です。

留学生を雇用するために必要な手続きの流れ

1, 採用したい留学生を見つける
2, 留学生が「在留カード」と「資格外活動許可」を持っているかチェック
3, ハローワークに外国人雇用状況を届け出る
留学生に問わず外国人を雇用する場合はハローワークに外国人雇用状況届出書を提出しなければいけません。詳しくはこちらを参照ください。

注意事項

留学生を雇う際に注意しなければいけない点をまとめています。ルールを守らない場合、雇用企業、留学生両方に問題が生じるので注意が必要です。
・「資格外活動許可」の確認を必ず行う。外国人を不法就労又はあっせんさせた場合300万円以下の罰金又は3年以下の懲役となります。
・ハローワークに「外国人雇用状況届出書」を提出する。万が一、ハローワークに届出をしなかった場合は30万円以下の罰金となります。
・最低賃金を下回らない。外国人にも最低賃金方が適用されます。外国人だからといって日本人より安く払っていいということはありません。
・社会保険の手続きを行う。これも上記と同じ理由で外国人にも労働基準法が適用されます。
・労働時間を超過しない。先に述べたように長期休暇の期間以外は1週間に28時間以内の労働が認められています。この点を守らない場合雇用側は罰されます。また、留学生が実際日本で就職をするためにビザを変える際に納税証明書を提出しなければいけないのですが、そこで簡単に法廷時間以上働いたか見られてしまいます。もしそこでバレてしまった場合、すでに就職先が決まっていてもビザの変更ができなくなり母国に帰らなければいけなくなってしまうので注意してください。

まとめ

外国人の手続きが大変なイメージがありますが、すでに日本で勉強をしている外国人留学生は法律さえ守っていれば比較的簡単にできます。もし海外進出や、外国人をターゲットにしたビジネスを展開する場合、まずは外国人留学生の力を借りてみるのはいかがでしょうか。

 
 

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